オーダースーツと聞くと、男性用のスーツが思い浮かびますが、女性用ももちろんあります。
既製品では、体に合わなかったり、こだわりの素材でスーツを仕立てたいときなどに、利用する方もいらっしゃいます。
せっかくのスーツですから、肩幅、腰回り、丈など自分に合ったものを着用すると気分も引き締まりますし、何より見た目が美しい。
見た目が美しいと言えば、まず目につくのが、オーダースーツの布地です。
布地については、前項で触れてきましたが、今回は光沢感・ドレープ感です。
光沢感
光沢感とは、輝きを放つように見える様子。
布でいえば、サテン生地などを想像して頂ければ、わかりやすいと思います。
このような、光を放つ光沢感のある生地は、ビジネスシーンよりは華やかな結婚式や二次会、司会などの場面で重宝します。
難しい生地を上品に扱うのはテーラーの腕の見せ所ですね。
テンセルや絹等の高級素材が使われていることが多いですので、取り扱い・保管には十分獣医が必要です。
ドレープ
ドレープとは、ファッション用語で、袖具リや胸元、裾などの布地に余裕を持たせ、動けば揺れるようなデザインを施すことです。
もしくは、その布地のデザインそのもの。
ドレープのついたスーツやドレスは、とても優雅で上品、エレガントな印象を与えることができます。
ドレープのひだなどがついている箇所によっては、体を華奢に見せたりする効果もあります。
TPOで使い分けて、おしゃれなレストランに行くときなどに着用したいですね。
ブリティッシュスーツ
イギリス・英国紳士のスーツです。
ブリティッシュスーツには歴史があり、ブリティッシュスーツのドレープは、女性の胸元に施されたひだが少なからず影響していると言われています。
スーツのジャケットは胸元から裾にかけてゆったりとしたドレープが施され、体系カバーにも役立ちます。